カンジダ膣炎
正常な膣内
ピンク色の子宮膣部(しきゅうちつぶ)と表面の赤い所が子宮膣部びらんです。粘液は無色透明で、中央の横方向の割れ目が外子宮口(がいしきゅうこう)です。
カンジダ膣炎の膣内
白いヨーグルト状の帯下(おりもの)で膣内は充満しています。下着や、セックスの際にペニスに付着することがあります。悪化すると外陰部までただれることがあります。
症例写真を提供していただいた患者さんに深く感謝します
病名 | カンジダ膣炎 |
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原因病原体 | 真菌(カビ) |
潜伏期間 | 2〜7日 |
主な症状 | 白色帯下(ヨーグルト状の白いおりもの)、外陰部のかゆみ・発赤 |
カンジダ膣炎は、カンジダ・アルビカンスという真菌(カビ)が原因でおこります。セックス以外に、妊娠・糖尿病・抗生物質内服時の副作用でおこることもあり、全てが性行為感染症(性病)というわけではなく、処女の女性にも起こる病気です。オンライン相談で、カンジダ=性病と誤解している女性が多いので掲載しました。
カンジダ膣炎は、しばしば再発するのが特徴で、多くの女性の悩みの種となっています。治療は、膣内を洗浄して抗真菌剤の膣錠(ちつじょう)を膣の中に挿入し、外陰部のかゆいところを中心にクリームを塗布します。
早めにお近くの医療機関を受診することをお勧めしますが、色々な事情からどうしても病院を受診できない女性には、膣錠とクリームをオンライン処方(郵送)できます。
料金は、3,000円(内税)です。郵送料は宮川クリニックで負担します。