妊娠の診断
生理の前に妊娠かどうかを正確に検査することは、現在の医学では困難です。生理が遅れて妊娠しているかどうか知りたい場合は、まず薬局の「妊娠テスト」を買ってきて、自分で試してみると良いでしょう。妊娠している場合は、早めに産婦人科を受診してください。妊娠していない場合は、1~2週間様子を見るのがよいでしょう。生理が遅れて来れば、妊娠ではありませんが、生理が来ない場合は、念のためもう一度薬局の「妊娠テスト」で調べてみるか、産婦人科を受診してください。
薬局の妊娠検査器具は、使用方法の不慣れなどから、間違った判定をしてしまう場合があります(偽陽性や偽陰性)。また、妊娠と判定された場合も、流産や子宮外妊娠などは、薬局の「妊娠テスト」ではわかりません。産婦人科では、尿の妊娠反応や超音波検査で妊娠の判定や流産・子宮外妊娠の診断をします。
ステップ1:紙コップに尿を適量とり、ストリップ(検査用のスティック)を尿に浸します。
ステップ2:ストリップの先端を10秒間尿に浸します。
ステップ3:ストリップを尿から引き出すと、すぐに反応があらわれてきます。
ステップ4:ストリップの中央部で判定します。
縦に1本線は妊娠テスト陰性(-)
縦に2本線は妊娠テスト陽性(+)
※妊娠テストはとても簡単ですが、妊娠を確定するためには必ず医療機関を受診してください。