手術後の傷跡トラブルについて
せっかく包茎手術を受けたが、あとで傷跡にトラブルを抱えてしまった相談が時々あります。包皮に余裕があれば、直ちに亀頭直下埋没式包茎手術に変えることができますが、包皮に余裕のない場合は、09年までは修正不能と判断して手術をお断りしていました…。
ところが、ある患者さんのケースがきっかけとなり、包皮に余裕がないケースでも修正手術に持ち込むことが可能になりました。
内科、精神科、小児科、泌尿器科、婦人科
〒480-0103 愛知県丹羽郡扶桑町柏森天神334
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TEL.0587-93-7771
院長へのご相談は下記メールアドレスをご利用ください
miyakawa@na.rim.or.jp
こちらは泌尿器科に関するページです。
包茎・ED・性病等についての記載があり、男性器の症例画像も掲載されています。ご了承の上、ご覧ください。
せっかく包茎手術を受けたが、あとで傷跡にトラブルを抱えてしまった相談が時々あります。包皮に余裕があれば、直ちに亀頭直下埋没式包茎手術に変えることができますが、包皮に余裕のない場合は、09年までは修正不能と判断して手術をお断りしていました…。
ところが、ある患者さんのケースがきっかけとなり、包皮に余裕がないケースでも修正手術に持ち込むことが可能になりました。
TLCタガーは、包茎手術後に亀頭と包皮にカップを装着し、持続的に包皮を牽引して伸長させ、露茎(ろけい)から包茎に戻すことを目的に開発された器具です。
当院では、このTLCタガーを、修正手術を希望するが包皮に余裕のない患者さんにお勧めしています。包皮が十分伸長するまで約6~12カ月、辛抱強くTLCタガーを装着してください。包皮が伸びて余裕ができれば、修正手術が可能です。
TLCタガーは、とても簡単な構造をしています。修正するには包皮が足りないと判断した場合は、TLCタガーの装着方法を指導し、ペニスのサイズに合ったTLCタガーをお渡ししています。最初は慣れない作業で大変かもしれませんが、毎日装着すると、すぐに上手に装着できるようになります。装着後に何かトラブルが起こったり、わからないことがあればメールで院長が直接お応えしています。
スキン・コーン(skin cone):左
TLCタガー(TLC Tugger):右
スキン・コーン(skin cone):外とTLCタガー(TLC Tugger):内の間に包皮を挟んで使います
TLCタガーを装着し、器具がはずれず、無理な力が加わらないように、リストバンドを調節します
左大腿部に包帯を巻き、その上からリストバンドを巻いて固定しました。
症例写真を提供していただいた患者さんに深く感謝します
左の写真は従来からの環状切開術を受けたケースで、傷跡がとても目だっているケースです。TLCタガーを装着して、約6カ月自宅でがんばってもらいました。
右の写真は修正手術後に自己抜糸されたあとの写真です。亀頭直下埋没式包茎手術のよさを再認識するとともに、これでほとんどのケースで修正手術が可能になると確信を持ちました。
手術前
手術後
症例写真を提供していただいた患者さんに深く感謝します
包茎手術後の傷跡で悩んでいる患者さんは、是非一度受診してください。遠方で受診が難しい患者さんは、デジカメでペニスの写真を撮影してメールで転送していただければ、具体的にアドバイスもできます。また、TLCタガーを郵送することも可能です。
TLCタガーの装着指導や修正手術は、随時受け付けています。
受診や手術を希望される場合は
をお知らせください。
miyakawa@na.rim.or.jp
お電話でも手術予約ができます。
手術前の診察の後、包茎手術の説明は、電子カルテやパソコンで行い、手術後の注意点は文書でお渡ししています。
決心がつかない場合は、いったん帰宅してもう一度良く考えてから出直されるのもよいでしょう。
麻酔・手術および手術後の処置もすべて含めた一括料金です。自由診療であるため、保険がききません。
ナイロン糸を用いるもの(結節縫合)
特殊なナイロン糸を用いていますから、手術後2週間で半分くらいの糸は自然に脱落します。
手術後7~10日目で抜糸しますが、自己抜糸も可能です。
遠方で、再診が困難な患者さんには、手術の際に自己抜糸の方法をご指導しますので、遠慮なくお申し出ください。
自己抜糸なら、1回の受診で治療を終わらせることも可能です。